皮膚科のヒルドイドは美容に良い

ヒルドイドは皮膚科でよく使用される医薬品です。日本では50年以上前から血行障害の治療薬として用いられ、1990年代には保湿剤としても効果を認められています。手の指や踵のひび割れなどで皮膚科に行けば、ヒルドイドで対処することがよくあります。ヒルドイドの主成分はヘパリン類似物質で、人間の体に元々存在するヘパリンに構造を似せています。

ヘパリン類似物質には保湿作用や血行促進抗炎症作用があるので、角質層に潤いを留めてニキビなどの肌荒れを防ぎます。最近では皮膚疾患ではなく、アンチエイジングのためにヒルドイドを希望する人が増えています。ヒルドイドにはローションとクリーム、ソフト軟膏の3つがありますが、テクスチャーが違うだけで有効成分の濃度は3%と効果は同じです。市販では入手できず、皮膚科に行って処方してもらいます。

肌が乾燥している人に処方する薬の中で安全性が高いので、肌トラブルは起こりにくいです。ヒルドイドは保険が適用されるので、数百円で購入することができます。よって高価なアンチエイジング化粧品を買うよりヒルドイドを使った方が効果的で安く済むと言う美容皮膚科の医師もいます。美容目的で保険を使うことは賛否が分かれていますが、乾燥肌が実際に進行している人は治療の一つに含まれます。

乾燥肌は年齢を重ねるごとに深刻化しますが、バリア機能が低下した状態を放置すると皮膚欠乏症になります。皮膚疾患を悪化させないという点でヒルドイドをもらうことは正当性があります。