わきが治療の一つ、ボトックス注射について

わきが治療の方法の一つにボトックス注射が在ります。ボトックスと言うのは、A型ボツリヌス毒素から抽出して製剤化を行ったもので、汗の量を抑える働きが在ると言います。元々ボトックスと言うのは、瞼のけいれんの治療に利用されていた薬剤なのですが、顔面のけいれんや首が傾いてしまうと言う症状などの治療にも利用されるようになりました。この時、ボトックスは神経から汗の分泌細胞でもある汗腺に情報伝達が行われることが解り、汗の量をコントロールすることが出来ると言う事も研究の結果わかり、わきが治療として利用されているのです。

尚、神経からの情報を伝達する時に使われる物質の事を神経伝達物質と言いますが、汗と言うのは緊張する時などにも発汗する性質が在り、神経からの情報伝達を低下させることにより、緊張をした時でも汗を大量に分泌させないなどの作用を持つといいます。そしてその伝達物質を低下させる作用を持つのがボトックスになるのです。尚、ボトックス注射によるわきが治療と言うのは、一度注射をすれば永遠に汗の量をコントロールできるわけではありません。効果が持続するのは3か月から半年、長い人で1年弱程度と言われており、持続効果が切れる時に再びボトックス注射をする事でわきがの症状を抑えてくれる効果を持ちます。

また、わきがの症状の度合いにより、効果が少ないケースもあると言われており、再発がしないわきが治療は外科的手術を行う事が一番だと言われています。