気軽に受けられるボトックス注射によるわきが治療

わきがは、腋の下に多いアポクリン汗腺から出る汗が原因といわれています。この汗には、脂質やたんぱく質、糖質、アンモニアなどが多く含まれており、この栄養豊富な汗に人間の体表に元々存在する細菌(常在菌)が繁殖し、常在菌が汗に含まれる栄養を代謝する際にニオイの原因物質を大量に発生させるため、嫌なニオイが腋の下から発散されてしまうのです。わきがのニオイは制汗剤や消臭剤を使用するなどの対策を行えば緩和できますが、わきがは実際に周囲に迷惑をかけていなくても、ニオイが気になり出すと精神面で大きな負担になるので、腋の下のニオイでお悩みの方は皮膚科クリニックなどでわきが治療を受けることを検討してみてもよいかもしれません。わきが治療では、手術やレーザー治療など腋の下のアポクリン腺を取り除く治療も行われており、これらは効果的な治療である反面、治療にかかる費用が高く、施術後しばらくは経過観察が必要なので、誰でも気軽に受けられる施術とはいえません。

これに対し、近年、誰でも気軽に行えるわきが治療として普及しつつあるのが、「ボトックス注射」です。ボトックス注射によるわきが治療は、ボツリヌス菌から採取した毒素からつくった特殊な注射液を腋の下に注入して発汗機能を低下させることで発汗量を大幅に減らし、ニオイの原因物質をつくる常在菌の繁殖を抑えるというもので、注射するだけなので5~10分程度の短期間で治療が完了するのが大きなメリットです。また、この治療は自己負担で5~10万円程度と治療費が他の治療よりも大幅に安く、当日から普段の生活に戻れる患者負担が非常に軽い施術なので、多くの人が安心して受けられるわきが治療といえます。なお、ボトックス注射は安全な施術ですが、病院選びを間違えると副作用が生じるリスクが高まるので、事前にクリニックの情報収集をして、安心して任せられる実績豊富なクリニックを受診しましょう。